カテゴリ:Japan Exkursion( 18 )

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 というわけで終点の乳頭温泉に到着。バス停の田舎感がいいですね。

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 乳頭温泉には温泉宿がいくつかあって、全て源泉を異にするという特徴があります。何度行っても違うお湯を楽しめる、もしくは色々廻ってもいいかもしれません。

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 こちらの温泉宿では無料の足湯もやってます。目的地に行く前にちょこっと寄って足を休めました。

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 バスの終点から徒歩3分くらい。森の奥へと進んでいきます。

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 こちらが今回泊まる蟹場(がにば)温泉。民宿と言うか、合宿所みたいな店?構えです。日帰り入浴もOK。
 風呂は内湯2(岩風呂+檜風呂:男女別)と露天風呂1(混浴)があって、どちらも特に時間制限は無いのでいつでも入れます。(露天のみ女性専用時間あり) ちなみに露天の方には身体を洗う設備が無いので、さっぱりしたい人はまず内湯に行く事をおすすめします。

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 露天風呂へ向かう道。建物の裏口を出て、林の中へと歩いていきます。ただし敷地内なので外から直接入ってくる事はできません。

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 石の階段を下りると、小川に沿って露天風呂が現れます。(写真は無人である事を確認してから撮ってます。ご心配なく。)

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 乳頭温泉は白濁したお湯が有名らしいんですが、ここのは無色透明。そのせいか人が多くは来なくていい、て話を聞きましたが、実際どうなんでしょう。
 湯温42℃の源泉掛け流し。鳴子温泉や岳温泉の共同浴場は熱過ぎて入るのすらままならなかったけど、ここは調度いい温かさ。直射日光が当たる時間帯はやや熱い気もしますが、日が暮れてから、もしくは朝方なんかでは、とても気持ちよかったです。(逆に熱いの好きな人には物足りないかもしれませんが…)

 写真は撮ってないんですけど、夜の星空がとても奇麗でした。それこそ(外灯は少しあるのに)天の川まで見えました。星空を見ながら入る露天風呂なんて、贅沢です。
 ちなみに男女混浴とは言うものの、そもそも他の人と会う事の方が少なかったです。ほぼ独占してました。時期とか曜日によって色々変わるんでしょうけど、少し拍子抜けした感はある(笑)


 この日は14時半頃に到着したので、静かな空間でとてもゆったりと過ごせました。まだまだ暑い日の続く時期でしたが、さすがに山奥だけあって夜はとても涼しかった。窓を開けるだけで布団をかぶって寝られるなんて、暑さに弱い私としては夢のようでした (^-^) しばし休息…



 次回、角館編へ続く。
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by Sterun-schnuppe | 2010-09-09 00:45 | Japan Exkursion
 先日、丸2日(48時間)ほどかけて秋田県の田沢湖・乳頭温泉・角館を回ってきたので、写真を少し載せておきます。(写真にはGPS情報を埋め込んでるので、場所を調べたい方はどうぞ。)

 初日はふと思い立って、つまり(なんとなーく田沢湖方面に行こうかなぁ以外)何も決めずに高速バス乗り場に行き、とりあえず盛岡まで行く便に乗り込んだ。以前青森まで行った時と比べればまだ近所なので、さほど苦痛にも感じないまま盛岡駅前に到着。
 とりあえずドコが何なのかもよく分からないまま、しばし駅前をふらついて、夕飯を何にするか検討。
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 そう言えば盛岡冷麺ってあったよね、なんて思いながら駅前のお店に入る。うどんっぽい麺に野菜と肉味噌・ラー油やらが載ってて、ぐちゃぐちゃと掻き混ぜて食べる。最後は空の器に生卵を溶いて、生姜入りのスープを入れて飲む。取り立てて「うまい!」という物ではないけれど、まぁこんなもんか。ちなみにこの店から見た盛岡駅と駅前の風景が東京・中野や高円寺あたりの風景と似てた。新幹線ホームが中央線に見えて仕方ない(笑)

 泊まった宿から見下ろすと、こんな感じ。駅側を背に、中心部の外れ方向を望む。こっち側は中野っぽくはない。
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 せっかく盛岡駅前で一泊しちゃったので、翌朝は始発電車で田沢湖に向かうことにした。(正確には、そういう時間以外の田沢湖線は全部「こまち」で、昼前後は普通電車が存在しないのが理由でもある。)それにしても、こんなプレートが掛けられるのね。入っちゃだーめよって。
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 早朝の田沢湖駅。何も調べずに来ちゃったけど、一時間も待たずに湖行きのバスに乗れることが判明。意外とうまく行ってる(笑) そしてようやくこの段階で乳頭温泉とやらの場所が理解出来て、今晩そこに泊まろうかと画策し始める。

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 新幹線停車駅とはいえ、駅前は田舎の小さな町。朝もやがとても奇麗だった。

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 いよいよバスで田沢湖へ。前方を走るのは乳頭温泉直通バス。(こっちは田沢湖一周)

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 田沢湖の周りを走り始めると、道路と湖の間に木が立ち並んでいた。朝陽や湖面での反射光と相まって、キラキラして奇麗だった。

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 最初にやって来たのは潟尻という地区。田沢湖と言えば必ずここからの眺望が出てくるので、人の来ない朝早いうちに来てみました。
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 かの有名な辰子象。正直な感想を言えば、「あ、コレね。」という程度。田沢湖行ってきました!的なアイコンにはなる。でもその程度なので、別に見なくてもいいと思う。

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 この日はとても天候が良くて、風も弱かったおかげで湖面が鏡のようでした。朝の静けさと相まって、とても気持ちよかった。宿の予約を入れた以外は何もしてないんだけど、2、3時間ほどただ景色を見ていました。正直もっとここに居てもよかった、と後で思った。


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 ここからは船で対岸へ移動します。田沢湖一周の観光船なんですが、途中からも乗れます。ここからなら500円で対岸へ渡れる。

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 写真でうまく伝わるか分かりませんが、田沢湖は水の色が他とは違うんです。ほんとに見事な美しい青。瑠璃色と表現されてましたけど、誇張じゃないです。これはぜひ自分の目で見てみたらいいと思います。

 船を降りてバス停名では「田沢湖湖畔」と呼ばれる観光向けの地域に到着。そろそろ店も開きだして、活気が出てきた。…けど、ずっとBGMが鳴ってるのは納得いかない。静かに湖畔の雰囲気を楽しむ方が、断然いいと思うんだけどどうでしょう? 2時間に一本しかないからと早々に船に乗った事を、少し後悔したのが正直な感想。

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 田沢湖は観光施設が充実してるわけではないので、そういうの目当てで来ると時間を持て余すと思います。でも例えばレンタル自転車が数店舗あるので、自転車でぐるりと回ってみると気持ちいいですよ。この日は日光が強過ぎて暑かったですが、それでも良い気分転換になります。バスで周ると通り過ぎてしまうような場所にも好きなように立ち止まれますし。

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 朝、田沢湖駅前を歩いてる時に地元の人から聞いた場所。潟分校、もと小学校の校舎です。現在は観光関連の施設として色々な体験講座が開かれてるみたいです。残念ながらこの日は休校でした。

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 おまけ。田沢湖から乳頭温泉へ向かう途中にある「アルパこまくさ」という共同浴場からは、こんな景色が見られます。私はバスで通過しただけでしたが、時間を作って風呂に浸かりながら眺めるのはアリだと思いますよ。


 次、乳頭温泉編につづく。
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by Sterun-schnuppe | 2010-09-07 22:28 | Japan Exkursion
Miyazaki / 宮崎
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Tachibana, Yame / 八女・立花
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Dazaifu / 太宰府
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Fukuoka / 福岡
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 宮崎ではJugendseminarで一緒だった3人が再会、宮崎人のひとの家族や知人さん達にさんざんおもてなししていただきました。噂の「冷や汁」も頂き、海から山まで各地を廻りました。宮崎をちゃんと堪能するのは、実は高校生の修学旅行以来でこれが2回目。宮崎市内に入るのは初でした。さらに帰りのバスではちょうど久留米の花火大会が見え、なかなか美味しいオマケになりました。

 八女は大学時代にさんざん通った場所。八女の父ちゃんなる人物すら存在し、福岡と合わせ第二の故郷みたいになってます。町にも知り合いは多く、酒屋(朝日屋)さんからは日本酒の差し入れまで頂いてしまいました。福岡に来たら、ぜったい八女にも寄らないかんです。
 なんの偶然か、ここでも「矢部川物語」なる花火大会に遭遇。この旅のなか、3度目の花火大会です…

 帰りがけに寄った太宰府。炎天下で歩き回るのは酷でしたが、冷たい煎茶が美味しかった。ドイツ帰りでこういう日本建築や日本文化に触れると、やっぱり何か不思議な気持ちになります。

 さらに時間があったので、地下鉄一日券を買って、福岡を巡りました。猛烈な日差しでしたが、七隈線の終点・橋本から、貝塚線の終点まで渡り歩いてみると、ずいぶんな違いを感じます。余談だけれど、貝塚界隈の空気は汚いと思う。

 さて明日には福岡を出発し、旅はまだまだ続きます…


P.S.
Special Thanks : オチミノル  …ですね、今回は。
連日泊めていただき、ありがとうございます m(_ _)m
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by Sterun-schnuppe | 2007-08-10 19:02 | Japan Exkursion
Day 01

大船 → 名古屋
経由: 茅ヶ崎・橋本・八王子・高尾・甲府・小淵沢・塩尻・中津川
(東海道本線・相模線・中央本線)

OFUNA -> NAGOYA
Via: Chigasaki, Hashimoto, Hachi-Oji, Takao, Kofu, Kobuchizawa, Shiojiri, Nakatsugawa
(Tokaido-Mainline, Sagami-Line, Chuoh-Mainline)

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Day 02

名古屋 → 新大阪 →
経由: 亀山・加茂・法隆寺・大阪
(関西本線・大阪環状線・東海道本線)

NAGOYA -> SHIN-OSAKA ->
Via: Kameyama, Kamo, Horyuji, Osaka
(Kansai-Mainline, Osaka-Kanjo-Line, Tokaido-Mainline)

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Day 03

→ 小倉 → 博多
経由: 田川後藤寺・新飯塚
(日豊本線・日田彦山線・後藤寺線・福北ゆたか線・篠栗線)

-> KOKURA -> HAKATA
Via: Tagawa-Gotoji, Shin-iizuka
(Nippo-Mainline, Hita-Hikosan-Line, Gotoji-Line, Fukuhoku-Yutaka-Line, Sasaguri-Line)

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 今回あえて内陸部を選んで移動しました。東海道本線・山陽本線・鹿児島本線で行くのが一番短いルートなのですが、こうして一歩中に入ったルートを通ると、「まだまだ日本にも自分が知らない場所がたくさんある」という当たり前の事に気付かされます。日本なのに、自分にとっては非日常的な空間。もちろんそこに住んでいる人にとっては日常以外の何物でもないのですが。

 中央本線が走る内陸・山岳部の景色、名古屋から奈良へ抜けていく静かでゆっくりな雰囲気、そして田川を中心にかつての鉱山や現在もセメント工場の並ぶ地域。「日本」とひとくくりにするには、あまりにも空気感の違う場所がそこにはありました。

 さらに福岡に着いた日の夜、大濠公園の花火大会を見た後ですが、ちょっとした手違いから博多湾の愛宕浜(早良区?)で野宿することになりました。目の前は漆黒の海。そして海の向こうには福岡ドームやシーホーク、福岡タワーが輝き、はるか遠くには海の中道の光がまたたく夜。福岡に住んでいた頃には、ほとんど見たことのない真夜中の景色。
 そして朝4時から釣り人達がやってくるというのも初めて知ったことであったし、そんな時間に釣り人のおじさん達と話すなんてのも、これが最初でした。


 当たり前ですけど、私が知ってる日本なんて、ほんとごく一部に過ぎませんよね。ですから、これからも機会がある限り色々な場所に立ち寄って、自分の足で見聞を広げていこうと思うのです。


 大学に足を伸ばすと、また面白い人物達に出会えます。工房の技官・津田さんは、それこそ在学中には接点の少なかった人なのですが、なぜか今では一緒に昼ご飯を食べ、デザイン論みたいな事をしゃべる仲になっていたり。
 昨日の晩には、愚かにも台風の中を仲間と飲みに行きました(笑)。集まったのは平面デザイン、映像制作、建築、音楽とまさに異文化・異業種のメンバーでしたが、とても話していておもしろい時間になりました。「ものをつくる」という意識を共有しているからこそ、その方法論が違っていても、不思議なほどに話が合うんだろうなぁと思います。そして、いまだにこうして話が出来るような仲間に出会ったということは、本当に価値あることなんだなと思うわけです。
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by Sterun-schnuppe | 2007-08-03 15:43 | Japan Exkursion
 横浜に戻った翌日の9日は、港南台幼稚園の「お買い物ごっこ」でした。カメラ撮影を頼まれていたので、朝一からさっそく幼稚園へ。
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 やっぱり子供のパワーってすごいっす。お店の繁盛さもさることながら、売り子もお客も大騒ぎ。「いらっしゃいませー!」の声の大きいこと大きいこと… ホールから子ども達が去った後はまさに「兵どもが夢のあと」でした。

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 11日には、今度は地域のお稲荷さんを囲む会、稲荷講/イナリコウがありました。
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 八女や福岡ではこういう地域の集会にも参加したことは多いのですが、これが地元・横浜市栄区ではさっぱり。せっかくの機会なので顔を出してみることにしました。これが、予想以上に知らない人ばっかり。
 でも住宅地の地域集会で、集まったのは少数。はじめは地域の集会であることすら疑わしかったです。父に詳しく話を聞けば、この地区に「昔から」住んでいる人の集会で、排他的な雰囲気も強いとのこと。実際、内輪な雰囲気は多分にありました。新しく来た人を呼び込もうという空気はあまりなく、老人たちの酒飲み会になってる気もして、意義を失いつつあるように思いました。

 11日の夜は、数少ない高校時代からの友人2人と再会。久し振りに純理系の話を聞きました。宇宙線(X線やγ線)を使った宇宙観測の話なんて、興味はあっても詳しく聞く機会の少ないものなので、非常におもしろかった。最近の自分は、ハードよりソフトウェアに偏りがちだったなぁと反省したり。2人の話を聞いていて、基礎研究の大事さを忘れてる自分に気付きもしました。
 それから、もうひとつ思ったこと。「オタク文化」みたいな言葉があって、アニメや漫画、同人誌などに関わる人達はある何らかのイメージの中にひとくくりにされているけれど(少なくとも私はそう思うけれど)、幸いその中に友人がいるおかげで詳しく話を聞いていて思うのは、その「イメージ」は短絡的で、おもしろおかしく作られた歪んだものだなぁということ。実際には色々な要素が含まれていて、とてもひとくくりにはできない複雑さがあるんだなぁと、改めて思ったのでした。
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by Sterun-schnuppe | 2007-02-13 10:38 | Japan Exkursion
 福岡での最後の予定は、5日「0研」飲み&6日「まつりおおはし」「井尻寮」飲みでした。
 0研というのは、芸工大+九大の統合合併があった年、九大へ芸工大の紹介をしにいった企画のこと。私が言い出しっぺになって、芸工大の学園祭を九大で実演するプロジェクトを進めたものです。私にとっても、違う学科や企画の人達と知り合ういいきっかけであったし、こうしてまた集まる仲になれた大切な企画でもあります。(詳しくは、HPのトップから、Portfolioの中を探してみてください。)
 まつりおおはしは、大学のある南区大橋の夏祭り。2年にわたり私も活動を共にしていました。そんなわけでスタッフの若手の人達に呼ばれて大橋商店街の飲み会に突入してきました。八女だけでなく福岡にも地域の知り合いができたのは、とても嬉しいことです。(詳しくは、HPのトップから、Portfolioの中を探してみてください。) 井尻寮は、在学中に私が住んでいた寮で、寮長も務めました。当時とは住人もずいぶん変わりましたが、知り合いは多いので訪ねるのは楽しいもんです。

 6日の昼、偶然にも津田さんと遭遇しました。カンナを磨くところに居合わせ、刃の研ぎ方、木枠への入れ方&調整方法なんぞを見せてもらい、実際にカンナかけもやらせてもらいました。
 不思議なもので、「気持ちいい」と思ったときには一番キレイにカンナがかかっています。それこそ、光沢が出るくらいに。カンナかけだけで、かなり楽しかったです。
 津田さんとは不思議な縁で、一度だけ学内誌の取材で対談しただけで意気投合。一昨年の夏も合わせ、せいぜい4回ぐらいしか話してないのに、お互いに面白がってる関係… あ、でも気付けばそういう人、今回会った人の中にも数人いるな。

 もう一人、2年生にも会いました。当然ながら在学中には会ったこともありません。でも私に興味を持ってくれていて、2研飲みの時に店の手配やら、裏で準備してくれた人がいました。30日に私も彼と話して興味を持ち、これは福岡を出る前にもう一度会わねば!と思って誘ってみました。
 正直な感想ですが、おもしろかった。私に興味を持った理由もわかるし、何より私自身が興味を持ちました。やっぱり熱意のある人間って、話していておもしろいです。彼の活躍、ぜひ今後も見届けたいと思いました。
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by Sterun-schnuppe | 2007-02-09 14:51 | Japan Exkursion
 2/03-2/05は、福岡県の八女市に行ってました。八女は福岡とともに学生時代の重要な活動拠点でした。

 八女元気!計画に参加していた頃の説明は長くなるので省略しますが、八女の市民ホール-八女市町村会館を中心に、八女の町の復興や地域ネットワークの活性化を目指して活動していました。

 2/03の夜は、お隣の中央公民館でフォーラムが開かれ、招かれた様々なコメンテーターによってかなり具体的な市町村会館再生プランが紹介されました。
 まず建築家・青木茂氏によって、古い建物をリフォームする方法が紹介されました。建て替えるのではなく、元の建築物の基本的な部分を残しつつ、補強したりしながらリファインする、という具体例の紹介もありました。これがなかなかおもしろくて、「コレがこんな風に様変わりするのか!」という新鮮な驚きもありました。最後には市町村会館に対する具体的なプランも示され、改装後の予想図CGなんかは、見た人もうならされたことでしょう。
 続いて岡田智博さんからIT(情報技術)面の改革で、八女あるいは田舎がどう発展していけるのかについて紹介されました。高速ネットワークが日本中に繋げられることで全ての個人が対等のレベルに立ち得るということから、それを上手く導入することで世界に対してでも八女の門を開くことができる、という話でした。過去の実践例なども紹介され、「なるほどコレならできるかも」という意識を生み出したと思います。

 2/04の夜は、八女の文化ネットワークの中心地・明永寺でもうひとつのフォーラム。「こどもの居場所をどう生み出していくか」がテーマでした。こどもたちから遊び場を奪っていく今の世の中、それをどう食い止め、どう「居場所」を広げていくのかを話し合いました。
 このフォーラム中に出た意見に、とてもおもしろい、納得してしまうものがありました。

「人工物が増えて、たとえば秘密基地を作るような場所って減ったって言いますけど、今でもマンションの階段の裏とか、案外どうにかしてそういう場所を見つけてるんです。それを『マンション裏みたいな所にしか遊び場がない』と見るか『それでも子どもたちは遊び場をみつけられるんです』と見るかは、そう簡単な議論ではないと思います。」

「私達大人は、子どもたちのために遊び場を作って、ここで遊びなさいと言うけれど、それって実は子どもたちから遊び場を奪ってるんじゃないですかね。」

「私達のやろうとしていることって、はっきりいって『おせっかい』みたいなもんなんです。でもそのおせっかいをやって、後は子どもたちが乗ってくるかどうか、それを待つことが重要なんです。粘土を置いてやって、後は好きに遊んでいいよ、と。」

 私も八女、大学内、大学のある町での活動から、思うところがありました。どんないい企画を用意してやっても、結局は周りの人間が乗ってこない限りはただの一回限りのプロジェクトとして終わってしまう。重要なのは、周りの人間たちをその気にさせてしまうこと。周りが調子付けば、勝手にどんどん進んでいくんですよね。


 この2日間のフォーラムは、とてもおもしろかった。久々に本当に知的好奇心をくすぐられた気がします。八女まで来た甲斐がありました。



 八女には随分と出入りしていた関係で、当然知り合いも多いです。それこそ2年振りの人も多いのに、色々な方々から「ぁあー、太田君! 帰ってきたっとねぇ! 元気やったとかー?」と言ってもらえました。ありがたいですよね、こういうの。外からひょこっとやって来た学生をここまで大切に思ってくれるってのは。
 最初はフィールドワークとしてやってきた八女でしたが、ちゃんと人間的な関係になれていたんだなぁと、嬉しく思います。研究のための関係じゃない本当の人間関係ってのが、結局は何かを学ぶにも一番いい関係なんだと私は思います。
 まだまだ通いますよ、八女には。

 明日の晩は、大橋商店街連盟の会合に乱入します。大学生と地域とのネットワークを作ろうと、地域の祭りに学生達を誘い込むプロジェクトを2年間かけてやったのがきっかけで、商店街の人達とも数多く知り合いました。「みんな楽しみに待っとるよー。」と電話で言われ、今更ながら当時の苦労が報われた気がしました。あぁ、やってよかったな、と。

 いえいえ、まだまだやりますよ。力を付けてきた暁には。
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by Sterun-schnuppe | 2007-02-05 17:01 | Japan Exkursion
 ただいま福岡におります。大学時代の友人・知人たちに会う日々なんですが、時々会ったことのない2年生からも会いたがってもらえて、とても嬉しい限りです。てかどこで私を知ったのか…

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1/30 2研@大橋

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1/31 演劇部@サークル棟

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2/01 合同合宿授業(2002)の同期


 他にもキャンパス内で懐かしい顔ぶれにあったり、世話になっている教授に話しに行ったり、大橋の町の人を訪ねに行ったりと、なかなか充実した福岡を過ごしています。
 さらにyugo氏の協力により、バイクで九大・伊戸キャンパス(糸島)まで行きました。大学統合やら移転やら、私も色々と考え関わってきたことなので、ようやく現場を見ることができた、という感じ。
 井尻寮の現寮長にも会い、統合・移転から生まれてきた様々な問題についても聞きました。私がいた当時も仕事にあたふたしてましたが、今それは山場を迎えていて、彼や寮務、寮生の力量に託されています。今に至るまで残ってしまって、申し訳ないとも思いつつ、彼の頭脳や行動力を信頼していたりもします。
 大学のお母さん的な存在だった方にも会いました。今年度が大橋キャンパスにいる最後の年で、芸工大時代から学生達を本当に愛してくれていた学生課の人が、ついにいなくなってしまうんですね。「もう私には関係ない事やけんね」と言いつつも、ずっと学生や大学のことを気にかけている様子がありありと伝わってきました。

 この大橋も変わっていく。変わっていくのは悪い事じゃなくて、生きているということ。でも変わっていくのなら、やはり良い方向に変わっていきたい。そういうの、支えられるものなら支えていきたいと思います。
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by Sterun-schnuppe | 2007-02-02 09:45 | Japan Exkursion
 今回の旅の途中、時間を作って広島には寄ろうと考えていました。一度は厳島神社が見てみたかったんですよね。だってドイツで会ったヨーロッパ人が行ったことあって、日本人の自分が見たこともないってのは、ねぇ、どうよ、って感じで(笑)。
 まぁ富士山に登ったことも無いんですけどね。ハンガリーの友人は2回も登ったらしいんですけど。しかも富士まではヒッチハイクで行って。

 というわけで、29日は一日中ずっと広島です。まずは朝、その厳島神社へと向かいました。
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 宮島まで船で渡ると、ここにもいるんですね、鹿さんは。さて平日の朝ということで、そんなに人も多くなく、静かに眺めて行けました。思っていたよりずっと凄いな、と思いました。丘の上に立つ別の神社も、他とはずいぶん違う重厚感と迫力がありました。そっちはたった100円で上がれるので、厳島神社にお立ち寄りの際はぜひこちらも。
 日本の古い建築物の魅力ってのが、なんとなく分かってきた気がします。ここはアレコレ語るよりはただ美しいと思ったので、写真に譲ります。近々Photosの方で紹介することにしましょう。
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 宮島の名産に「杓子(しゃもじ)」があります。杓子は宮島が発祥の地で、1800年頃に当時の和尚?が考えたとか。毘沙門天だったか弁才天だったかが持つ楽器の「琵琶」の形を模して杓子を作り、それを島の商工業として発展させ、それが全国に広まったらしいです。
 へー!と感心して聞いていたんですが、ちょっと気になって質問してみました。

 「それ以前の杓子って、どんなカタチだったんですか?」

 目の前で一瞬固まったのが分かりました(笑)。ごめんなさい、聞いちゃいけませんでしたね。当然ながら今のカタチの杓子は江戸時代よりよっぽど前から存在していて、宮島が最初なのは「琵琶を模した(微妙なカーブなどを備えた)」杓子で、それを島の商工業として始めたものが、全国へ土産ものなどとして持ち帰られるようになった、ということでした。

 きわどい言い方だなぁ…(笑)


 午後には1年半振り、2度目の原爆資料館へ。まだきちんとコメントできるには至りませんが、こうして国外と行き来していると、戦争とか国と国とか、だんだん理解できるようになってきている気がします。いや、まだまだですかね。人生のうちに、また何度か来ると思いますね、ここには。
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 夕暮れ時の広島港は、とてもキレイでした。



 さぁ、いよいよ福岡へ参ります。
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by Sterun-schnuppe | 2007-01-29 20:22 | Japan Exkursion
 浜松を後にし、26日は京都に寄りました。
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 やってきました清水寺です。京都駅に着いて、ふとした思い付きでバスに乗ってました。行き先表示の「清水寺」を見て、つい(笑)。

 京都だけあって外国人の方も来てまして、英語で質問されて、妙に懐かしさを覚えたりしました。
 "Can you take a picture of us?"
 "Yes, of course!"
 …みたいな。
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 清水の舞台から飛び降りる気持ち、という慣用句が存在しますが、案外それほど高くもないんだなーという感じ。工事現場の足場の上のほうが、よっぽど怖そうだ…
 でも木組みの高い舞台ってのは、やはりそれなりの迫力があります。

 夕方からドイツでの知人に再会して、駅近くの飲み屋さんへ。これが思いのほか美味しくてね。店の雰囲気もよく、満足感ありました。1年半振りの再会ってのも、また楽しいもんです。
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 夜は駅近くの仮眠室付き風呂屋へ。旅の宿はこういうのが一番安上がりです。でもこういう所って「男性専用」なんてのも多く、女性の方々はそうラクにはいかないんですね。ここの風呂屋は屋上から京都タワーがよく見えます。タワーの是非は色々みたいですね。


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 鹿さんです。

 ま、要するに奈良に来ました。27日は朝から奈良に移動して、これまたドイツでの知り合いに会いました。向こうで出来たネットワークが日本でも生きてるって嬉しいものです。
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 奈良では二人で観光らしい観光をしました。こういうの久し振り(笑)。奈良公園を歩いてシカさんと戯れ、昔の町並みの残る一角を歩き、釜飯を食い、東大寺へ行って大仏を眺め…
 たまにはこういうのも良いですね。しかも今は自分の目は日本人じゃないので、とてもオモシロかったです。だって東大寺が(日本人にとっての)ケルンの大聖堂に見えましたもん。いやー日本ってオモシロイですよ。

 京都・奈良とも、まともに見るのは中学3年生の修学旅行以来でした。しかも現地の人と歩けると益々良い。今回の旅は随分とオモシロイものになってきてます。


 夕方に大阪へ移動して、元2研メンバー・ひがっぺさん、k1rou、かおりちゃんと4人で集まりました。駅前の神社にちらりと寄った後お店に入ったんですが、ここの店員が変(笑)。
 注文を取る声、解説の声、「この人は何者だ?!」って感じでした。きっと名物店員に違いありません。でもこの一人だけが変なのではありません。便所に行って戻ってきたとき、別の店員が言ったのは、

 「おかえりなさいませ」

 おい(笑)。

 かつてない感じの店でしたね。
 ひがっぺさん、色々手配ありがとうございました&お世話になりましたー!
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by Sterun-schnuppe | 2007-01-28 20:55 | Japan Exkursion