カテゴリ:Jugendseminar( 41 )

On 7th it was a closing ceremony of Jugendseminar, and it was also a 30th anniversary.
7日はJugendseminarの修了式兼30周年記念式でした。

The ceremony consisted of students' drama play, music & chorus, contemporary dance performance, exhibitions of photos & artworks & bows, international dishes and so on. There were about 90 visitors at the ceremony.
記念式は学生による芝居で始まり、音楽や合唱、コンテンポラリー・ダンスの演技、写真や学生作品(主に絵画)、制作した弓矢の展示に加え各国の料理などで彩られていました。来場客数は約90人。その後新聞にも写真入りで載ってました。ンゲン地域の新聞に、私の顔写真も載ってたわけですよ(笑)。

What I did is: exhibiting photos (almost all of photos are mine), playing a role in the drama, dancing in new-dance performance, playing the piano (for singing, dancing, coffee break 1 hour non-stop, and also in drama).
私がやったことは、以下の通り:
写真展示(展示写真のほとんどは私のでした)、芝居の役者、コンテンポラリー・ダンスの演技参加、ピアノ演奏(歌、ダンスの伴奏、お茶の時間のBGM1時間ノンストップ即興、そして芝居中でも)

I think that the ceremony went well, because most of all visitors stayed until the end of the ceremony. The atmosphere was also good, and it was nice for closing & anniversary ceremony.
私が思うに、式典は結構うまく行ったんじゃないかと思います。お客さんも大半は最後まで残ってましたし。雰囲気も、修了式&30周年記念式にふさわしかったんじゃないかなと思います。

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On 9th and 10th it was a internal closing ceremony. Not for visitors but for students and staffs. There was also a nice meal and some games. We said also good-bye to all place in Jugendseminar.
As the staffs made a funny text to sing, we were all laughing. I also composed a song (text & music), and we sang it in Japanese and German. Some friends had also made a german text.
9日10日は内輪向けの修了式でした。お客さんのためではなく、学生とスタッフ自身のための。おいしい食事やちょっとしたゲームなんかをやったり、わいわいやりつつ、Jugendseminarの敷地を回ってお別れを告げてきたりもしました。
スタッフ達がおもしろい歌詞の歌を作ってきて、学生は大爆笑。ゼミナーの日々の出来事織り込んだ、相当な出来映えの歌でした。私も修了式に向けて歌を作り(作詞作曲)、みんなで日本語とドイツ語で歌いました。仲間数人にも手伝ってもらって、ドイツ語版の歌詞も作りました。


On 11th I visited a woman who is Japanese and lives in Engen. Maybe she lives there longer as Jugendseminar. She knows all of Japanese students who were in Jugendseminar, and has helped these students especially for japanese foods :-)
11日にはエンゲンに住む日本人女性の方を訪ねました。この方はたしかJugendseminarより長くエンゲンに住んでいます。よってゼミナーにいたすべての日本人学生を知っているし、すべての日本人学生が世話になっている方です。(特に日本食の食糧支援 (^-^) ) 私も食べさせてもらった納豆は数知れず、今回もおいしいおでんを御馳走になりました。


そんなこんなで、11ヶ月のエンゲン生活は終わりです。いろいろ出来事もあり、濃ゆい1年であったと思います。ブログ上で報告できた内容は現実に比べればはるかに少ないですが、なかなか多方面な経験が積めて、よかったんじゃないですかね。

最後に、ドイツで学んだこと。

料理用ラップは箱で切るもんじゃない。引きちぎるんだ!
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by Sterun-schnuppe | 2007-07-15 07:08 | Jugendseminar
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 先々週の金曜日には、Body Paintingの授業がありました。元々はその前の週の土曜日に一日かけてやる予定だったのですが、都合により金曜の半日に変更。


 基本的に顔へのペイントになったので、大学時代の火祭りでのメイクを思い出す感じです。人数の都合もあり、火祭りで何度かやってたのもあり、私は写真撮影に徹してましたが(笑)。
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 その後夕方から深夜にかけ、希望者だけで、Schwarzwaldのティティゼー(Titisee)の近く、ザイク/Saigという所に行きました。Schwitzhütteと呼んでいましたが、日本語では何と言うんでしょうか、インディアンの風習にある、サウナを使った儀式に参加してきました。直径5~6m、高さ2m程度の真っ暗なテントの中に、40人弱くらいの参加者が入り、サウナ状態の中で1時間以上におよぶ精神集中の時間を過ごします。

 最初に全員で部屋に集まり、自己紹介であったり、儀式の流れを説明。インディアンの歌も交えつつ、空気感を高めていき、その後いよいよテントへ。基本的に全員裸になり、自己実現、あるいは変革を願う言葉を唱え、一人ずつテントに入っていく。
 式が始まると、テントの中は高温高湿の空気で満たされ、また光がないことも加わって、意識が段々とぼやけてきます。
 式を取り持つ祭祀の流れに沿って、「自分に願うこと」「他人に(見返りなしに)願うこと」「もう捨て去るもの」などをテントの中でそれぞれ口に出して唱える。朦朧とする意識の中で言葉を発するという行為は、どこか自分の中の深淵へと近付いていくような感覚を覚えました。

 最後の言葉を終え、大地と自然と宇宙への感謝の言葉を祭祀が述べると、一人づつ外へ出て、夜の闇の中で地面にうつ伏せになり、精神が落ち着かせます。テントから出て外気に触れたときは、まるで生き返ったような感覚でした。自分が生き物であるということを、改めて認識するような感じすら受けた、というのが私の感想です。その後もう一度部屋に集まって、全員で顔合わせをし、式は終わりとなりました。

 言葉で説明するのは非常に難しいのですが、深い精神世界に触れる機会であったと思います。それと、不思議なことに、この儀式に参加した学生7名のゼミナーでの取り組む姿勢が飛び抜けて高いことが、翌日から明らかになりました。もともと気力があったからなのか、今回のが影響したのかは分かりませんが、周りとの違いが日に日に浮かび上がってきた気がします。
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by Sterun-schnuppe | 2007-07-08 21:59 | Jugendseminar
 先週一週間は、毎朝コーラスの授業がありました。普段から仕事前にちょこっと歌うのが習慣なのですが、この一週間は外部から先生がやってきて、一時間半の時間を割り当てて、授業らしくやっていました。

 …が、やってきた先生本人が音痴(笑)というのには、どうしようかと思いました。ヴィオラ・ダガンバみたいな楽器も持ってきてたのですが、頼むから、音程だけはせめてしっかり取ってくれ…と。おかげでこっちの足を取られる格好になり、困惑な授業でした。横で楽器を弾かれたら、もう、どうしようかと…

 人柄はいい人なんですが、音楽の先生としては、う~ん…

 今週末の修了式で歌うらしいんですが、どうなることやら(汗)
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by Sterun-schnuppe | 2007-07-05 02:31 | Jugendseminar
d0014524_0305322.jpgBody Installation means that they use the body of others as a sculpture, put it on the stage, and make a scene. We had a short lecture of it.
ボディーインスタレーションというのは、体を彫刻のように使って舞台に置き、ある場面を作っていくもののこと。先々週になりますが、ちょっとだけ授業がありました。


d0014524_0311070.jpgEveryone took a role of "Artist", and he choise the person. Theme is free, and after he made it, others gave it a name.
みんな一回ずつ「芸術家」となり、使う人を選んでいく。テーマは自由で、出来あがった後に、残った面々でそれに合う名前を決めていきました。


At the end we did also moving sculptures. It's like a body installation, but it moves. After the artist set the scene, he gives them a move. Then the sculpture goes on. Without end.
最後には、動く彫刻をやっていきました。基本的には一緒なんですが、動きます。場面作りが終わったあと、そこに動きを与える。動きといっても複雑なことはできず、ひたすら同じ動作を繰り返していく様は、なんだかシュールでもありました(笑)。
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by Sterun-schnuppe | 2007-07-04 00:31 | Jugendseminar
After we got back from ZEGG, we had some lectures. I'd like to introduce some of them.
ZEGG(ツェック)から帰ってきたあとも、様々な授業がありました。そのうちのいくつかをご紹介しようと思います。

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I. Photo Worksthop / 写真ワークショップ

d0014524_14561448.jpgWe had a photo workshop for one week. The teacher was a woman who works by a newspaper. The main theme was "Portrait". At first we learned a grounding about camera, and started to take photos.
1週間の写真ワークショップがありました。先生は、新聞社で働く女性で、今回の中心のテーマはポートレイト。最初にまずカメラの基礎知識を学んだあと、実際に撮影を始めました。


Linnea by Hiko & Hiko by Linnea
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It was not so interesting for me, because I knew everything already what the teacher explained. But some students were totally interested in taking photos. Many people take photos without notice what they need, I guess. Maybe it was a first time for these students.
先生の説明する内容は私は全部知ってたので、個人的にはさほど面白いとは思いませんでしたが、何人かの学生はかなりおもしろがっていたようです。結構たくさんの人が「どう写真におさめるか」ということには注意を向けないまま写真をとっているみたいです。きっとこの授業がその第一回になったんですかね。

But it was funny that I could be there as an assistant of the teacher. When we held a small exhibition of photos which they took, I setted up all of machines (projector & computer), operated the computer, and showed, how they can make the photo much better / how they can edit it. This job was really amusing.
でも一方、自分が先生のアシスタントとして動いてたのが面白かった。みんなで撮った写真の簡単な講評会をやった時には、プロジェクターとコンピュータの準備、操作は一手に引き受け、更に写真をどうやったらより良くできるのか、編集するとどうなるのかを、大画面で実際にやって見せたりしてました。(特に構図の取り方/カラーと白黒など) この仕事、結構おもしろかったです。
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by Sterun-schnuppe | 2007-07-01 14:49 | Jugendseminar
Sorry, I write this article only in Japanese...
If I can, I translate it someday.

 だいぶ時間が経ってしまいました… ZEGGでやったコンサートの録音CD制作やら、友人の結婚式用曲の制作やら、なんだかんだで余裕がなくなっておりました。久々に落ち着いてきたので、続きを書きます。ただ日本語のみですが。

 ZEGGでのフェスティバル中、様々なワークショップも開かれていました。ダンス系、芝居系、音楽系、映像制作ものなど各種ありまして、指導にあたる人も世界各地からやってきておりました。パントマイムのコロンビア人は、なかなか面白い人だった。見た目は単純に面白いのに、中にどんな深い世界があるのか見えなくて、どこか不思議な空気感のあるひとでした。

 さて私が参加していたワークショップは、"Passion for Klezmer Music"というタイトル。Klezmerっていうのは、ユダヤの音楽形式のひとつらしいんですが、プロのクラリネット吹きのヘルムート氏 / Helmut Eisel が中心になり、音楽の空気感を掴むワークショップになりました。

 ワークショップ中では、まず音楽の中にある「対話」を体感していきました。音楽には(メロディーの中にも)対話というか呼応というべきものが潜んでいます。実際に自分でも作曲するので、このヘンはよく分かるのですが、このワークショップは驚いた。
 はじめは全員声で即興フレーズを編み出していく。「即興なんて一度もしたことない」っていう人が多数いたワークショップなのに、人から人へフレーズがどんどんつながっていく。もちろん全て即興。部屋の空気感が、「即興」というものに対する距離を縮めていました。

 楽器を持っている人は、徐々に声→楽器へと意識を移していく。自分のイメージと実際の音をつなげていく練習をしながら、楽器と楽器での対話をやっていきました。

 続いて「音階」「リズム」のイメージを体の中に染み込ませていき、たとえばユダヤの音階がどのような響きなのかを、感覚だけで捉えられるようにする。そうすると、それに乗って案外自由にフレーズを紡ぎだせるようになるもんです。

 何が驚いたかって、即興のド素人ばかりなのに、みんなあっと言う間にコツを掴んでしまったところ。指導をしていたヘルムート氏の裁量に、びびってました。私も以前、何人かに「簡単だから」と教えたことがあるんですが、こうも滑らかには伝えられませんでした。

※ちなみに今回使った音階は、Dを基音に
D  E♭  F♯  G  A  B♭  C  D
でした。


 ワークショップは、とてもいい雰囲気で4日間続いていきました。随分と音楽の本質に迫るものだったのだけれど、それをストレス感なくやっていたあたり、何だか興味深いです。私が小・中学校で受けてきた音楽教育なんて、印象としてストレスばっかりでしたから。一気に本質に迫れる授業って、なかなか無い気がします。(写真はワークショップ参加メンバー。中央の2人並んでるうち上の人がヘルムート氏)
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 さてそのワークショップから派生したものがあります。指導をしていたヘルムート氏が、前々からよく組んでいた2人を加え、フェスティバルの期間中にコンサートを開く予定がありました。
 ところがワークショップで私を見つけ気に入ってくれて、急遽ながらピアニストとして参加することが決定。「明日の夜なんだけど、いい?」と言われ、彼の才能に惹かれていたこともあり、もちろん快諾。即興コンサートだから、ほぼぶっつけ本番でやりました。
 最終的には更にもう一人、うちJugendseminarのスタッフ一人もドラムで参加し、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、電子ピアノ、ジャンベの5人でのコンサートになりました。

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 コンサート会場はZEGG内の”KunstCafe/アートカフェ"という場所。コの字の壁に屋根だけ付いてる半屋外型の会場で、当日はしとしと雨でした。
 …が、会場は大盛り上がり。即興音楽っていうと、何だかよく分からん、というイメージもあるかと思いますが、会場からは大歓声まで上がる始末。1時間に及ぶ即興コンサートは、客側も演奏側も大満足で終わりました。


 おまけですが、コンサート本番中に決まって私の曲も演奏しました。本来はピアノ+ヴィオラの"ein Gedicht des Regens"ですが、今回はピアノ+クラリネット即興ヴァージョン。本番前に遊び程度でちょろっとだけ合わせてはいましたが、やる予定は無かったので、ほぼぶっつけ本番。ところがこれがまた良い仕上がりになりました。ヘルムート氏はさすが、転調にもあっと言う間に付いてくるし、曲の流れを掴むのが本当に早いし上手い。クラリネットという楽器をまさに自分の手足のように「使いこなしている」ようで、さすがプロやなぁと思ったのでした。

 久々に本当に音楽をやれた気がして、とても幸せなコンサートでした。


→期間限定で"ein Gedicht des Regens"の録音を公開しています。HPのトップページからアクセスできますので、聞い方はぜひ感想なんぞも書いていってもらえると、作者はとても喜びます。
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by Sterun-schnuppe | 2007-06-21 22:05 | Jugendseminar
ZEGG is in Belzig, and the city Belzig lies 50 - 60 km south west from Berlin. It took 8 hours from Engen to Belzig by car. As Belzig was once in East Germany, the atmosphere of the city is also a bit different from cities in West Germany.

ベルリンから南西5、60kmのところにあるBelzigという町にZEGGはあります。エンゲンからは車で8時間ほどかかりました。Belzigは旧東ドイツの区域内で、やはり町の雰囲気も西側とはちょっと違う感じでした。


Maybe it'll be asked, "What is ZEGG?" ZEGG means "Zentral für Experimentalle GesellschaftsGeschtaltung / Central for experimental society structuring", and about 80 persons live there in ZEGG. It's also like a village, and they are trying how they can make the life of humanbeings much better.

たぶん「ZEGGって何だ?」という疑問が出ると思います。ZEGGとは "Zentral für Experimentalle GesellschaftsGeschtaltung / 実験的な社会共同体構築の本部" の略称です。ちなみに有限会社扱いらしいです。現在およそ80人ほどがZEGGの中で暮らしています。ちょうど村のようであり、その村の中で人間の社会/生活をいかによりよいものにしていけるかに挑戦しています。

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ZEGG has two important aspects: Ecology & Pilitics. There is a spring in the ground of ZEGG, and all of water which they use comes from here. After they use it, they gather all water to purify, and use that water for the field again. Their water recycling system is now a model case of the city. Their heating system is also special, but I forgot the detail...

ZEGGの大きな特徴は2つ、環境保護と政治。ZEGG敷地内には井戸があり、使う水はすべてここから供給されています。また使ったあとはすべて再処理プラントに回収され、畑の水として再利用されています。(堆積物も肥料として活用) この廃水処理システムは市のモデル事業になっているんだとか。暖房設備も特別なものらしいんですが、こっちは詳細を忘れました…


They are also trying how people can live together. They are seeking for new politic / goverment system. They use often "Art" for community, and also invent a unique style meeting. The most interesting thing which a woman of ZEGG said is, "Frei von Angst / Free from anxiety". To see oneself closely and to share informations and feelings in the community is the way to be free from anxiety. I can't explain this in short, but this theme is really interesting. The talk with her was also really interesting.

ZEGGの人間たちは、どのようにしたら人々が共同生活を営めるのかに挑戦しています。新しい政治、政府のありかたを探しているわけです。彼らはよく「芸術」を共同体の中で使っており、会議の仕方も独特なものを生み出しています。一度ZEGGのある女性と対談する機会があったんですが、一番興味深かったのは「恐れからの解放」でした。自分自身をしっかり見つめること、情報や感情を共同体の中で共有することで、怖がることはなくなってくる、というもの。ここで一言で伝えるのは非常に難しいのですが、とにかく興味深い話だった。そして、非常に納得がいった。


This time we participated in "Pfingstfestival". This festival lasts for 4 days, and there are some concerts and also some workshops which visitors can take part in. This festival is not only for public relations from ZEGG, but also a meeting point of the people who are interested in economy, community life, and also arts.

今回私達が参加したのは「Pfingstfestival」というイベント。4日間に及ぶ内容で、様々なコンサートや訪問客が参加できるワークショップが幾つも織り込まれていました。このイベントはZEGGの広報活動としてだけでなく、環境、共同体、芸術に興味を持つ人たちの集まる場になっています。実際、様々な講演会が開かれたり、ダンサーもパントマイマーも音楽家も、ずいぶん多彩なメンバーが来ていました。

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Next time, about the festival.
次回はフェスティバルの様子について。
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by Sterun-schnuppe | 2007-06-05 14:54 | Jugendseminar
d0014524_484956.jpgI have made a bow. It has taken about 7 months... Of course I didn't work without break, but maybe I have worked over 40 hours to make it. Almost all I have worked only with pull-knife (with blue handle / see photo). As the knife cuts well, the surface would be like a mirror. Very beautiful. I love this bow.

 約7ヶ月かかった弓作りが、ようやく終了しました。もちろん休みなくやってたわけではないのですが、計40時間以上はかかってるはずです。もっとかかってるかもしれません。弦をはずした長さは自分の身長と同じで、いまの調整では55cmほど弦を引いたとき約20kgの力がかかる状態です。


 思えば最初はただの太い木の棒でした。そして最初っから手間のかかる仕事でした。まずナイフで年輪の層に沿って表面を削り、同じ一枚の堅い層が表面に出るようにしました。表面が同じ層でないと、曲げた時に割れやすいから、というのがその理由。
 年輪は分かりますよね? その年輪の層にナイフを沿わせていくわけです。ふつう見る年輪はただの輪ですが、こうして立体的に捉えるのは新鮮でした。木の内部にある層の流れを感じながらナイフを運ぶという、なんとも新鮮な体験でした。

d0014524_495486.jpg 続いて、ある程度まで機械で弓の形を切り出した後、ひたすらナイフを走らせ、完成形を削りだしていきます。もう、ほんとに「ひたすら」でした。削るには果てしなく時間がかかるし、でも急いでえぐり過ぎるとダメになってしまうし、という過酷な作業。もう腹をくくって、出来るだけ美しい仕上がりになる事だけを目指し、ゆっくりじっくり根気強く仕事することにしました。(右上の写真が使った引き形ナイフ)


d0014524_4101462.jpg 最終段階が近付くと、実際に弦を張ってみて弓の曲がり具合や張力を見ながらの非常に細かい仕事になっていきます。その繊細さたるや、0.1mm削るか否かで曲がり方に違いが出るほどです。何度も弓に指を這わせ、指先の感覚で厚みや凹凸を測りながら、細かくナイフを走らせました。時に激しく、時に細やかに… まさにそんな感じでしたね。


 もの凄く時間がかかりました。周りではもっと速く完成させている人もいたんですが、一人ひたすら美しい仕上がりを目指して粘った結果、裏側のえぐった方の表面は、なんと鏡のように光沢が出るほどに仕上がりました。ナイフ仕事の方がヤスリより美しく仕上がることを知った瞬間でした。年輪の層に合わせた方の表面も、肌触りが最高に良い。完成した弓の曲線も、とても良い。弓作りを担当してたスタッフからも、だいぶ良い評価を頂きました。そして何より、自分でかなり気に入りました。なにせ愛情を注ぎ込んでますから。

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 これほど長い時間をかけて木という材質と向かい合うことは、今までありませんでした。寸法どおりに裁断してひょいひょいひょいっ、というのとは次元の違うモノ作りをやった気がします。いま出来上がった形は、この目の前にある材木の、世界で唯一まさにこの部分の素材と、他でもない自分との関係ゆえに出来上がったものなんですよね。そう思うと、なんだか感慨深いです。
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by Sterun-schnuppe | 2007-04-26 04:12 | Jugendseminar
We planted trees for beavers.
ビーバーのために植樹してきました。

d0014524_22414341.jpgThere is a organization for the conservation of nature, NABU, and we did this project a bit together. Beavers are living by the river "Aach", and they need trees for their living. We went to Radolfzell by Bodensee, and worked by the river.

 NABUという自然保護のための組織があって、ちょっとだけ活動のお手伝いをしてきました。Aachという川沿いにはビーバーが住んでいるのですが、生活に欠かせない木が非常に少ないのです。それでBodensee(湖)の近く、Radolfzellという所へ行き、川沿いで植樹の仕事をしてきました。


d0014524_2242679.jpgThe way in the riverside was so dirty. A jeep can run light, but it was not so comfortable for our bus :-)

 川沿いの道はなかなか荒れていて、前を行くジープは楽々と走っていましたが、こちら学校所有のバンの快適なことったら。ちょっとしたロデオ・マシーンでした。


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This is the seedling. At first we made a hole with hammer and metal pole, and planted it into the hole.

 これが苗木です。まずハンマーと鋼鉄の棒で地面に穴を空け、そこに植えていきます。なかなか重労働…


d0014524_2243938.jpgIf the seedling grows up, it will be like this tree.

苗木が育っていくと、この木のようになります。何年かかるんでしょうね…


We worked for 3 hours, but we couldn't see beavers at all, as I thought. What a pity!

結局3時間ほど働きましたが、予想通りビーバーさんには御対面できませんでした。残念。
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by Sterun-schnuppe | 2007-04-24 22:44 | Jugendseminar
On last Saturday and Sunday I was in Freiburg again. Some friends of mine are living there, and I met two of them. It is always nice to go to Freiburg. I can take a good rest. We talked each other, and made dinner, drank beer, and talked more and more.
I felt in the train which go to Freiburg that my feeling became cozier (more comfortable). Now I live in Engen, but my city is still Freiburg, I thought.
 先週の土日でまたFreiburgに行ってきました。友人が何人か住んでいて、うち2人に会ってきました。たっぷり話して夕飯作ってビール飲んで、さらに夜遅くまで喋ってました。
 Freiburgに行く列車の中で、毎度ながら気持ちが安らぐのを感じました。なんなんでしょうね。今はエンゲンに住んでいるのに、自分の町というと、やっぱりFreiburgです。将来どちらに住む?と聞かれたら、絶対Freiburgです。


On Monday and Tuesday we planted potatos. We got on our tractor and put a potato into the ground every 1 second. The tractor makes ditchs, a small potato is put into the ditch, and the tractor closes the ditch automatically. It looks like very easy, but it is not so easy to put the potato every 1 second.
 月曜・火曜で、今度はジャガイモの植え付けをしました。我らがトラクターに乗り込んで、1秒ごとに一個ずつ地面に埋め込んでいきます。トラクターが地面を切り開いて溝を作り、手元の穴から芋を放り込むと溝の中に落ち込み、また自動的にトラクターが溝を埋めていく。簡単そうに見えるこの仕事なんですが、一秒ごとに逃さず芋を放り込むのが意外に難しいのです。5個10個ぐらいならラクでしょうが、大きさの選別をしながら数十個をこなすのは、なかなか厄介な仕事でした。
 しっかしトラクターってスゴイです。アタッチメントを付け替えるだけで、一体どれほどの仕事をやってのけるやら…

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 このオレンジ色Tシャツに見覚えのある方、おりましたら何か叫んでください。「海の中道~!」とか。分かりませんかね?分かりませんよね?


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And on Tuesday we all went into Schwarzwald. After we took a rest, we made an improvisation dance piece. Some of us played music instruments (drums, gong, guitar, flute, etc), and the others did dance/body expression.
But I don't think that the piece was good. Because most of all did only what they want. They couldn't feel how the atmosphere is and how the others are. It can't be good without it, I guess.
 火曜日にはみんなでSchwarzwaldに行きました。しばし休憩を取った後、即興のダンス作品をやることになりました(何でだ?)。幾人かは楽器(ドラム、銅鑼、ギター、笛な)を手にし、他の人たちはダンス/身体表現。
 でも、どうもいい作品が出来たとは思えないんですね。大半の人たちは自分の好き勝手にやってるだけで、空気感や周りとの関係を感じ取れてないんです。そんな即興じゃぁ良いものにはなりません。

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On Thursday we had a course of new dance. A dancer comes weekly as a teacher. I like this course. I have taken this course only two times yet, but I felt really comfortable and had really new feeling. Normally I don't like dance, especially that I oneself do it. But I feel no pain in this course.
 木曜日にはモダン・ダンスの授業があって、あるダンサーが毎週来ています。この授業が意外と気に入っていて、まだ2回しかやってないんですが、毎度なんというか心地よいのと本当に新しい感覚を得ています。基本的に私はダンスは好きではなく、特に自分がやるのは在り得ないとすら思うのですが、なぜかこの授業では本当に苦痛を感じません。不思議だ…


We have two weekly course on Friday. "Malen(Painting)" and "Sprachgestaltung/Schauspiel(Language Structuring/Theater)". Maybe I can write something about them later. We'll give a performance of one theater piece at the first on July.
 金曜にはMalen(絵画)とSprachgestaltung/Schauspiel(言語造形/演劇)の授業が定期的に入っています。そのうち色々記事にも書くと思います。7月初頭にとある芝居をやることが決まりました。脚本ももらって、しかも今回は長いセリフを与えられるらしいので、ドイツ語と格闘する日々は相変わらず続くようです。
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by Sterun-schnuppe | 2007-04-21 04:49 | Jugendseminar